小五郎さんはいい人(後編)
被疑者3人は今、ここにいる毛利小五郎が偽者と知って、追い詰めるために結束していたが、そういうところの結束力はすぐに発揮するのか。
「眠っていない分、本物より探偵らしい」
何か佐藤刑事らしい。「新幹線護送事件」では自分も最悪、懲戒免職になるかもしれないのに「高木君、かわいそう」とか劇場版で京都府警の綾小路警部を「白鳥君以上に変わり者」と評したり結構、毒舌ですから。
恩田にとって、おばあさんは小学校時代の恩師で、彼女のために何かしてあげるのに、わざわざ小五郎の振りをする必要はどこにあるの? 蘭姉ちゃんに「相手を思いやっての嘘なら許す」と言ってもらったのに、今度は素顔だが毛利小五郎の弟子と言う嘘を吐くのは彼女の気持ちを踏み躙っている気がする
おばあさんが学校の先生だったというコナンの推理に腑に落ちないところがある。ピアノが弾けなくても学校の先生になれるはず。ただ自治体によっては必須だった。幼稚園教諭や保育士だと絶対条件、うちの妹はそれで断念したと言うことですから。