とうとう最終回を迎えてしまいました。アニメが終わるのは寂しいけど、感想は前向きに行こうと思っていたんですが……。
日向家、春帰還 であります
色々とそれでいいのかと思うけど、ケロロと冬樹君の友情で締め、お花見で盛り上がって幕になるのはケロロらしい最終回で良かったかな。ただ、ここにきて日向父・春を出したのは納得いかないものがあります。冬樹君が秋奈ばあちゃんの家に預けられていた理由は何だったのかということになるし、その頃の夏美がぬいぐるみのくーちゃんを心の支えに一人寂しく留守番をすることも、秋ママが子供たちに負い目を感じるようなことにもならなかったでしょうから。
ほんと、秋ママが女手一つで頑張ってきたという設定は何だったの? 某板で「日向父?を登場させたことでアニメは完結させてしまったんだ」と言う旨の書き込みがあったけど、私もそう受け止めました。
かなり長くなってしまったのでカットしようとしたもの
考察という名の愚痴につき要注意
ケロロ父が来る話(原作版)「僕らにはお父さんはいない。軍曹がうらやましいや」
1期のお正月の話(原作版)「日向家唯一の男である僕が今年こそしっかりしなきゃ」
明言はされていなかったものの、この2つの台詞で日向父は彼岸の人と思っていました。それに第85話B「夏美 魔法少女になれたら」にでてきた秋ママが考えた呪文は「三人バラバラでも寂しくないように」というものだし、第143話B「日向家沈没?」では夏美が「ママがお正月もほとんど休まずお仕事をしてやっと買った大切な家なのよ」と言っているし、第34話B「ケロロ&冬樹 まったり行こ」の昔、家族でファミレスに行ったというシーン、原作では背中姿で日向父がいるけど、アニメではその姿はなく、結局、アニメで父親のことに触れたのはおもちゃ屋さんの話だけなので、だから今更出されても……という感じです。劇5で冬樹君の「パパの部屋にあったモアイの写真」という台詞もありますが。
このままでは何なので口直し。お花見で桃華と冬樹君はデュエットしていたけど何を歌ったのだろうか。ちょっと考えていたら「ヘイ・ポーラ」が浮かびました。別に洋楽を聴く趣味はないんですけどね。
乙の第358話の感想が残っていますが、一度、ここで締めます。ケロロ軍曹に携わったスタッフならびに出演者の皆様、お疲れ様でした。今までトラックバックやコメントでお世話になった皆さんも本当にありがとうございました。別の作品でお世話になることがあるかもしれませんが、その時はよろしくお願い致します。