プロモビデオ撮影事件(後編)
やはり当初の予定ではドッキリと言う名の狂言だったのか。しかし「リキッド」を逆から読んで「ドッキリ」という駄洒落には全身の力が抜けてしまいました。
主演俳優の宮坂が傷害事件を起こしたせいで、ドラマが打ち切りになり、自分の出演回がお蔵入りになり、それを楽しみにしていたおばあさんが亡くなったのは気の毒だけど、役者の仕事が来ないのはそれとは話が別。だから動機が逆恨みっぽく見える。女優の真犯人への叱責は正論だけど、その道理が通らない場合もあるみたいですからね。
オチのドッキリ、元太が標的なのは地面に飲みかけの缶コーラを置いていたのが元で、小道具係が宮坂に殴られる羽目になったから、全然かまわないが、殺人事件のあった後にやるのは不謹慎じゃないの。そのマナーの悪い行為が事件解決の糸口になるのは腑に落ちないものがある。
次回は好みじゃない少年探偵団がメインの話か(-_-;)。その次が秋分も過ぎているのに「夏の怪盗キッド祭り『魔女は涙をこぼさない』(まじっく快斗)」。もしかして8月は「まじっく快斗」オンリーの予定だったのだろうか。